ダイエット中の脂質:取りすぎ・削りすぎのリスクと最適な落とし所

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ダイエット中の脂質は、「量」だけでなく「中身(脂肪酸の種類)」でメリットもリスクも大きく変わります。さらに、脂質は1gあたり9kcalと高カロリーです。つまり、ほんの少しのズレが体重変化に直撃しやすい栄養素でもあります。

そこで本記事では、脂質の取りすぎ・削りすぎのリスクを、専門家視点で整理します。加えて、現場で使える落とし所(目安量と中身の整え方)まで、可読性重視でまとめます。

脂質はなぜ必要?削りすぎが危ない理由

脂質は「太る原因」として語られがちです。しかし実際は、体の運用に必須な部品でもあります。まず押さえたい役割は次の3つです。

  • 必須脂肪酸(n-3 / n-6)の供給源:体内で作れないため食事から必要
  • 細胞膜・神経などの材料:体の構造に深く関わる
  • 脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収サポート:脂質が極端に少ないと不利になりやすい

そのため、脂質をゼロ寄りまで落とすと「痩せる」以前に、コンディションが崩れて継続が難しくなることがあります。とはいえ、脂質の取りすぎも同じくらい事故りやすい。だからこそ、次に「土台の目安」を作ります。

まず土台:脂質の目安量(20〜30%)を作る

ダイエットでは、最初に「安全な範囲」を置くのが合理的です。一般的な指標として、脂質は総エネルギーの20〜30%を目標にすると管理しやすくなります。また、飽和脂肪酸やトランス脂肪など「中身」にも上限の考え方があります。

例:1日1800kcalの場合

  • 脂質20%:1800×0.20=360kcal → 360÷9=40g
  • 脂質30%:1800×0.30=540kcal → 540÷9=60g

つまり、1800kcalなら脂質40〜60gが「公的目安に沿った土台」になりやすい、ということです。そして、この範囲をベースに、トレーニング量・食欲・外食頻度に合わせて微調整します。

脂質を取りすぎた時:メリットとリスク

脂質を増やすと、体感として食事満足度は上がりやすいです。しかし同時に、減量では最もカロリーが跳ねやすい領域でもあります。そこで、メリットとデメリットを分けて見ていきます。

メリット(取りすぎ側が生む“良いこと”)

  • 味・香り・コクが出て、食事の満足感が上がる
  • 食間が空く生活だと、空腹に耐えやすい人もいる
  • 低糖質寄りに組みやすく、血糖の上下が少ないと感じる人もいる(体感は個人差あり)

デメリット(減量の敵になりやすい理由)

  • カロリー密度が高く、微差が致命傷になりやすい(脂質は1g=9kcal)
  • 脂質が増えるほど炭水化物が削られがちで、筋トレの出力・ボリュームが落ちやすい
  • 「中身」が悪いと健康リスクが上がる(飽和脂肪酸・トランス脂肪など)
  • 揚げ物や加工食品に寄ると、食物繊維や微量栄養素が減り、便通や体調が乱れやすい

さらに厄介なのが、見えない脂質です。たとえば、マヨネーズ、ドレッシング、ナッツ、チーズ、チョコ、外食の炒め油。これらは少量でも積み上がりやすいので、結果として「頑張ってるのに落ちない」を作りやすくなります。

脂質を削りすぎた時:メリットとリスク

一方で、脂質を削るとカロリーを落としやすいのは事実です。とはいえ、削りすぎると機能不全が起きやすい。つまり「減量スピード」と「体の正常運転」の綱引きになります。

メリット(低脂質がハマる理由)

  • 9kcal/gなので、同じ削減量でもカロリーを最速で落としやすい
  • 同カロリー内で食事量を増やしやすく、満腹感を作りやすい(高タンパク+炭水化物+野菜で“かさ”を増やせる)
  • 炭水化物を確保でき、トレーニングのパフォーマンスを維持しやすい人が多い

デメリット(削りすぎの本当の怖さ)

  • 必須脂肪酸不足のリスク(皮膚のカサつき、脱毛、免疫・炎症調整の乱れなどが起こりうる)
  • 脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収に不利になりうる
  • 胆汁が動きにくくなり、胆のうトラブル(胆石など)の一因になりうる可能性
  • 極端な低脂質で、性ホルモン(例:テストステロン)の低下が起こりうるという報告もある(個人差・状況差あり)
  • 味気なさで継続性が落ち、反動のドカ食いを誘発しやすい

つまり、脂質を削ると減量は進みやすい反面、体調・パフォーマンス・継続性が崩れると本末転倒です。そこで次は、「落とし所」を具体化します。

結論:脂質は「下げすぎない」「上げすぎない」「中身を良くする」

ダイエット中の脂質は、悪者ではありません。ただし扱いが難しい高性能燃料です。だからこそ、落とし所は次の3点に集約されます。

  • 量:まずは総カロリーの20〜30%に収める(例:1800kcalなら40〜60g)
  • 上げすぎ防止:見えない脂質(マヨ、ドレ、ナッツ、チーズ、外食の油)を最優先で監視する
  • 中身:トランス脂肪を最小化し、飽和脂肪を抑え、不飽和脂肪を主役にする

そして「中身」を整えるほど、同じ脂質量でもコンディションが安定しやすくなります。逆に言えば、量だけ合わせても中身が荒れると結果が出にくいことがあります。

脂質の中身を整える実務ルール

  • トランス脂肪:できるだけ減らす(揚げ菓子、加工食品の一部など)
  • 飽和脂肪:摂りすぎを避ける(脂身の多い肉、バター、クリーム、チーズなどが過多になりやすい)
  • 不飽和脂肪を主役に:魚、オリーブ油、菜種油、ナッツ、アボカドなどを中心にする
  • n-3(オメガ3)を定期的に:青魚などを習慣化すると組み立てがラクになる

結論として、脂質は「適量」かつ「良い中身」に揃えるほど、減量もパフォーマンスも安定します。反対に、脂質を雑に扱うほど、停滞や体調不良の原因が増えます。だからまずは20〜30%の土台を作り、次に中身を整える。この順番が、いちばん事故が少ないです。

よくある失敗:頑張ってるのに落ちない原因は「見えない脂質」

最後に、現場で最も多い落とし穴をもう一度。たとえば、サラダは健康的に見えますが、ドレッシングで脂質が一気に増えます。また、ナッツは体に良い反面、少量で高カロリーです。さらに、外食は油の使用量が読みにくい。つまり、努力の割に結果が出ない時は「隠れ脂質」を疑うのが近道です。

そのため、まずは毎日固定で使う調味料(ドレッシング、マヨ、オイル)を計量するだけでも、減量の再現性は大きく上がります。加えて、外食の日は脂質が上振れしやすい前提で、他の食事を軽くするなどの調整が効きます。

まとめ:脂質は“量”と“中身”で勝つ

  • 脂質は1g=9kcal。だから少しのズレが減量に響く
  • 削りすぎは、必須脂肪酸不足や脂溶性ビタミン吸収の不利などのリスクがある
  • 取りすぎは、カロリー過多と炭水化物不足でパフォーマンス低下を招きやすい
  • まずは脂質20〜30%で土台を作り、次に中身(トランス・飽和・不飽和)を整える
  • 停滞の犯人は、見えない脂質(ドレ、マヨ、ナッツ、チーズ、外食の油)になりやすい

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