「夕食 ダイエット 効果は本当にあるの?」
この疑問は、多くのダイエット経験者が一度は抱くテーマです。結論から言うと、夕食を軽くすると確かに痩せる可能性はありますが、その効果はわずか1〜2%程度。つまり、過度に気にする必要はありません。
今回は、最新研究の結果や痩せるメカニズム、注意点をまとめて解説します。
なぜ「夕食 ダイエット 効果」があると言われるのか?
肥満傾向のある人は、普通体型の人に比べて夜遅くに多くのカロリーを摂取する傾向があります。
2017年の研究では、肥満の人ほど1日のカロリーの半分に到達する時間が遅く、その多くを夕食で摂っていました。
この傾向から「夕食は軽くした方が痩せやすい」と言われるようになりました。
夕食を軽くすることで期待できるダイエット効果
1. 食事誘発性熱産生が低下する
朝食に比べて夕食時の消費カロリーは約50%少ないため、夜はエネルギー消費が抑えられやすい。
2. 遅い時間の食事でエネルギー消費が減少
食事時間を遅らせると覚醒時の消費エネルギーが5%減少することが報告されています。
3. 空腹感の増加
夜遅くの食事は食欲を刺激する「グレリン」が増え、抑える「レプチン」が減少します。
4. 脂肪合成に関わる遺伝子発現の変化
遅い時間の食事は、脂肪燃焼を抑え、脂肪を蓄える遺伝子の働きを強める可能性があります。
最新研究でわかった夕食の影響
- 観察研究では、夕食の摂取量が少ない人はBMIが低い傾向があります。ただし、生活習慣全体も影響します。
- ランダム化比較試験では、夕食を軽くして効果が出た研究と出なかった研究の両方があります。
- **長期研究(2年間)**では、夕食の影響は体重変化の約2%程度とわずか。
注意点:夕食を重くしすぎると睡眠の質が低下する
高カロリー・高脂質の夕食を寝る直前に摂ると、入眠が遅くなり睡眠の質が低下します。
睡眠不足は筋肉分解や脂肪燃焼の効率低下につながるため、ダイエットの妨げとなります。
Evolveの結論
- 夕食 ダイエット 効果はあるが、1〜2%程度と小さい。
- 睡眠に悪影響が出るほどの食べ過ぎは避けるべき。
- 無理に夕食を軽くするより、総カロリーと生活リズムの管理が重要。
- 夜の食事を楽しみたい人は、無理なく続けられる方法を選ぶのがおすすめ。
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