世の中には「〇〇を食べなきゃ痩せない」「〇〇を食べてはいけない」といった“勘違い常識”があふれています。ところが実際には、それらを気にしすぎると逆にダイエットが失敗することも多いのです。そこで今回は、研究や体験談をもとに本当に痩せるための考え方を整理しました。
好きなものを食べても痩せられる理由
まず結論から言うと、好きなものを食べても痩せることは可能です。なぜなら、マイナスカロリーを作り出せれば体重は必ず落ちるからです。
実際、IIFYM(カロリーとPFCバランスを守れば何を食べてもOK)と制限食を比較した研究では、どちらも脂肪は減少しました。ただし違いはリバウンド。制限食は戻りやすいのに対し、IIFYMはリバウンドしにくかったのです。
👉 つまり「好きなものを我慢せず調整して食べる」ことが長期的に成功する秘訣です。
「〇〇しない」ダイエットが失敗する理由
さらに大事なポイントがあります。それは「〇〇しない」と禁止するほど人は逆に欲しくなるということです。
研究でも「チョコを考えるな」と指示した人ほど、逆にチョコを食べてしまいました。
👉 だからこそ「食べない目標」よりも「野菜を増やす」「たんぱく質を増やす」などのプラス目標に置き換える方が成功しやすいのです。
ササミとブロッコリーだけの生活は危険
「クリーン食=健康的」と思われがちですが、同じ食品ばかり食べ続けるのは栄養不足のリスクが高いです。特に女性ではビタミン・ミネラル不足が顕著になると報告されています。
実際、筆者もササミとブロッコリー中心の生活をした結果、体調を崩しました。
👉 栄養素は食品ごとに異なるため、多様な食材をバランスよく摂ることが重要です。
やる気に頼らない仕組みを作る
次に誤解されやすいのが「やる気があれば続く」という考え方です。
研究では、やる気を高めても継続にはつながらず、「楽しむこと」を意識したグループの方が行動を継続できたと示されています。
👉 だから、やる気を待つのではなく「やる気がなくてもできる仕組み」を作りましょう。
どのダイエットも効果は同じ
糖質制限、脂質制限、バランス型。研究では、どの方法も1年後の体重減少はほぼ同じでした。
👉 つまり「続けられる方法を選ぶ」ことが一番の成功ポイントです。
基礎代謝を下回っても痩せられる
よく「基礎代謝以下にすると痩せない」と言われますが、これは誤解です。
実際には摂取カロリーが少ない方が体重は減ることが研究で証明されています。
👉 ただし、筋肉分解や強い食欲を避けるために「体重の0.5〜1.0%の減少ペース」を目安に進めましょう。
夜ご飯・朝ご飯の真実
- 夜ご飯は減らさなくても痩せる
- 朝ご飯は食べても食べなくても問題なし
研究では、どの時間帯に多く食べても体重減少効果は同じでした。
👉 だから「夜は食べちゃダメ」と我慢する必要はありません。むしろ、生活リズムに合った方法を選ぶ方が続きます。
まとめ:勘違い常識に縛られないことが大切
- 好きなものを食べても痩せられる(カロリー管理次第)
- 「〇〇しない」ダイエットは失敗する
- ササミとブロッコリーだけは危険
- やる気より仕組みづくりが重要
- どのダイエットでも続ければ痩せる
- 基礎代謝以下でも痩せられる
- 夜ご飯・朝ご飯は自由でOK
👉 細かい常識に縛られるより、自分に合った方法を楽しみながら続けることがダイエット成功の鍵です。
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