起床後 有酸素運動は脂肪燃焼に効果的と言われます。ではトレーニング直後の有酸素運動とは何が違うのでしょうか。まずは心拍数と脂肪燃焼の関係を見ていきます。
心拍数110〜130が脂肪燃焼ゾーン
有酸素運動で体脂肪を効率的に燃やすには心拍数110〜130が理想です。この範囲は「ファットバーニングゾーン」と呼ばれます。130を超えると糖質がエネルギー源となり、脂肪は使われにくくなります。さらに筋肉分解のリスクも高まるため、体脂肪を落とす目的なら心拍数を120前後に抑えるのが効果的です。
起床後 有酸素運動のメリット
起床後は体内の糖質が少ないため、脂肪が使われやすい状態です。したがって起床後 有酸素運動は脂肪を直接燃焼しやすいのです。心拍数を120程度に保てば、筋肉を守りながら効率よく脂肪を燃やせます。さらに朝の運動は生活リズムを整え、活動量アップにもつながります。
トレーニング直後 有酸素運動の注意点
筋トレ直後の体は筋合成を優先する時間です。確かに脂肪燃焼条件は整っていますが、有酸素運動を行うと筋肉の成長に必要なエネルギーまで消費します。そのため脂肪燃焼を狙うよりも、まずは栄養補給と休養を重視する方が効率的です。
まとめ
- 心拍数110〜130は脂肪燃焼に最も適したゾーン
- 起床後 有酸素運動は脂肪を直接燃やしやすい
- トレーニング直後は脂肪燃焼より筋合成を優先
目的に合わせてタイミングを選ぶことが、効率的な体づくりの近道です。


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